2024年キングオブコントが終わり、見事ラブレターズが念願の優勝を果たしました。
一方で、ネタが面白くなかったという声も上がっているようです。
なぜ面白くなかったと言われているのか調べてみました。
ラブレターズが面白くないといわれる理由は?
今回のキングオブコントで、ラブレターズのコントが面白くなかったという意見がありますが、その理由は主に以下の4つだと考えられるようです。
ひとつずつみていきたいと思います。
何を言ってるかわからない
今回のラブレターズ2本目のネタは外国人と、坊主のサッカーファンの女性が登場し、かなりのインパクトを残しましたね。
初手のインパクトが大きく、「ジュビロ磐田」のファンという設定でサッカーファンを見事に取り込んだものの、外国人は日本語をカタコト風に喋っていたり、女性が急に叫び出す場面があったりしたことで意味を完全に理解できず何を言っているのかわからないと思う人もいたようです。
ジュビロ磐田はあまり知らない人もいそうだよね…
好き嫌いが分かれる
視聴者の好き嫌い
今回のネタは2人ともボケでしたよね。
個人的にはオチのつけどころが難しくある中で、綺麗にまとめており、さすがだなと感じました。
ですが、純粋なツッコミがいないというコント構成は、好き嫌いが分かれるのでは、という意見もありました。
正統派のお笑いが好きな人よりも、目新しい斬新なお笑いが好きな人に好まれるコントだったかもしれないですね。
審査員の好き嫌い
また、審査員の好みでも判定が多少左右されることもあり、ラブレターズの優勝に疑問を感じる人がいたようです。
今年のキングオブコントの審査員は松本人志さんが活動休止中のため、以下の5人となりました。
- 飯塚悟志(東京03)
- 小峠英二(バイきんぐ)
- 秋山竜次 (ロバート)
- 山内健司(かまいたち)
- じろう(シソンヌ)
審査員の芸風も皆少しずつ違うよね!
審査員は史上初全員歴代王者というのは、出場者からしたらかなりプレッシャーのかかる舞台だったと思われます。
決勝3組の審査でラブレターズに一番高い点数をつけたのは、実はかまいたち・山内さんだけでした。
じろう | 山内 | 秋山 | 小峠 | 飯田 |
94 | 96 | 95 | 94 | 93 |
さらに1本目・決勝を合わせた点数でラブレターズを1位にしたのは山内さんと小峠さんだけだったのです。
結果的に審査員5人全員、1位のラブレターズから3位のファイヤーサンダーまで、1〜4点差しかつけておらず、かなりの接戦となりました。
その僅差で見事優勝を手にしたラブレターズは、斬新さとコントの展開が審査員の心を掴んだのかもしれません。
ネタの選定が微妙
日本語がカタコトの外国人風の男性と、坊主の女性という設定に違和感を感じる人がいるようです。
今やインターナショナルが当たり前になっている世の中で辿々しい日本語を使うことや、女性が坊主にするという演出で「女性は髪が長いもの」という先入観を植え付けかねない状況に意見している人もいたようです。
多様性が謳われている現在、あえてこのような設定でネタに挑んだことはある意味賭けのように感じる部分でもありますね。
期待値が高かった
過去のラブレターズのコントには面白いものがたくさんあります。
加えて、5度目の挑戦ということもあり周囲の期待がかなり高かったことも影響しているのかもしれません。
ラブレターズのコントの中でも「野球拳」は知っている方が多いですよね。
とても面白いので見てみてください。
2024年キングオブコントの結果は?
- ラブレターズ 合計947点
- ロングコートダディ 合計946点
- ファイヤーサンダー 合計945点
先述した通り、皆、1点差という三つ巴の戦いでしたね。
最後まで結果がわからず、とてもハラハラした、手に汗握る展開でした。
ラブレターズのプロフィール
- コンビ名: ラブレターズ
- メンバー:
- 塚本 直毅(つかもと なおき)
- 生年月日: 1984年12月28日
- 出身地: 静岡県浜松市
- 役割: ツッコミ、ネタ作り担当
- 学歴: 日本大学芸術学部文芸学科卒業
- 趣味・特技: テニス、空手、サウナ・スパ健康アドバイザー、アメフト観賞、ミシン(洋服リメイク)
- 溜口 佑太朗(ためぐち ゆうたろう)
- 生年月日: 1985年1月19日
- 出身地: 埼玉県富士見市
- 役割: ボケ担当
- 学歴: 日本大学芸術学部映画学科卒業
- 趣味・特技: 野球(東京ヤクルトスワローズのファン)、タップダンス、日舞、ディナーショー
2人は大学で知り合って、2009年にコンビ結成したんだって!
SNSの声は?
やはり見る人の好みによって感じ方が分かれるネタだったようですね。
我々視聴者はとにかく笑える面白いコントを好むことがほとんどかと思いますが、百戦錬磨の審査員は、コントの斬新さやオチまでの起承転結などを総合的に判断しているのかもしれませんね。
おわりに
以上、ラブレターズの優勝ネタについてSNSの意見を調べてみました。
いずれにしても、茨の道を歩んできながらも、5回目の挑戦で見事優勝を手にしたラブレターズのお二人。
本当におめでとうございます!
キングオブコントの流れを見事に自分たちのものにし勝ち取った優勝なのでしょう。
これからもラブレターズのお二人の活躍が楽しみですね!